OutSystemsで構築した「ローコードデジタルファクトリ」がSchneider Electricのデジタルトランスフォーメーションを推進

Schneider Electricは、エネルギーマネジメントとエネルギーの自動化における世界的なスペシャリストとして、エネルギー、自動化、ソフトウェアを融合した効率的な統合ソリューションを顧客に提供しています。顧客にさらなるイノベーションを提供するために、Schneider Electricはビジネスプロセス、機能、運用の俊敏性と効率性を高めたいと考え、迅速な開発、デプロイ、管理、変更が可能な最新のスマートアプリなどを求めていました。OutSystemsを使用することで、Schneider Electricは「ローコードデジタルファクトリ」を整備してITランドスケープを変革し、最初の20か月で60以上もの新しいアプリを作成できました。

 

60 apps live in 20 months

20か月で60以上のアプリをリリース

Most apps completed in 10 weeks

アプリの多くは10週間以内で完成

100+ trained developers

150人以上の開発者にトレーニングを実施

650+ man-days of work saved in first year

1年目で650人日以上の工数を削減

「ローコードプラットフォームは、当社のビジネスニーズと保有するITリソースとのギャップを埋める役割を果たしました。OutSystemsを選択したことで当社が手にしたのは、デジタルトランスフォーメーションを加速させる原動力です」Schneider Digital RAD/ローコードプラットフォーム担当ディレクター Amarpreet Kaur氏

雑然としたプロセスを統制

課題 - Schneider Electricは、住居、建物、データセンター、インフラ、産業におけるエネルギーマネジメントとエネルギーの自動化のデジタルトランスフォーメーションをリードする企業です。2016年、同社のIT部門は、レガシーアプリケーションとモノリシックアプリケーションを次世代テクノロジーに置き換えるプログラムに着手しました。これを受け、基盤となるプロセスに大きな混乱を引き起こすことなく、複数のレガシーアプリを迅速に再開発する必要が発生しました。当時、Schneider ElectricのITランドスケープはフラグメント化されており、非標準のアーキテクチャや不十分なセキュリティプラクティスを使用したアプリがいくつも重複していました。そこで、開発の高速化とともに、アプリケーションのライフサイクルと品質を管理するガバナンスを確立することが不可欠でした。 

慎重な分析を行った結果、チームはデジタルトランスフォーメーションを推進し、加速するソリューションとして、ローコード開発プラットフォームに目を付けました。ITチームは、市場にある様々なローコードプラットフォームを検討し、綿密な評価プロセスを経て、OutSystemsを採用するに至りました。

「ローコードプラットフォームは、当社のビジネスニーズと保有するITリソースとのギャップを埋める役割を果たしました。OutSystemsを選択したことで当社が手にしたのは、デジタルトランスフォーメーションを加速させる原動力です」とAmarpreet Kaur氏は言います。

Schneider ElectricがOutSystemsを選択した理由

  • スピード
  • 設定なしで利用可能な連携機能
  • パフォーマンスと拡張性
  • アーキテクチャとガバナンス
  • 再利用性

開発インフラの構築

ソリューション - 適切なプラットフォームを選択することは第一歩にすぎませんでした。チームは、開発プロセスを加速、標準化、改善するために、壁も煙突もない仮想的な工場のような機能として「ローコードデジタルファクトリ」を開発することにしました。これには、以下のような手順を踏みました。

  • 開発者やビジネス部門のステークホルダにアジャイル思考を紹介する
  • Webアプリとモバイルアプリで一貫したUXやルックアンドフィールを確立する
  • 適切なチーム体制、プロセス、標準を設定する
  • 望ましくないアプリや設計に問題のあるアプリの利用拡大を防ぐため、より強力なガバナンスシステムを作成する
  • Schneider Electricのニーズに特化した再利用可能なコンポーネントを豊富に備えたリポジトリを作成する
  • 社内の開発者コミュニティの教育、再教育、スキルアップを実施する

Schneider Electricは、4か月で開発インフラの基盤を整備し、8か月目にはフル稼働に入りました。また、分散型の運用モデルを導入したことで、現地のITチームによるアプリの独自開発を許容ながらも、一元的なガバナンスルールと品質基準も準拠できるようになりました。

Schneider Electricはローコードデジタルファクトリを管理・運営し、プラットフォーム上でアプリを開発するすべての開発チームをサポートするためのセンターオブエクセレンス(CoE)チームを立ち上げました。CoEチームは、ベストプラクティス、知識移転、専門知識、専門的な指導、再利用可能なアセットを提供することで、プロジェクトチームや企業全体の成功を後押しします。

さらに、プロジェクトの評価から、アプリのプロビジョニング、ITユーザーや開発者の管理、アーキテクチャレビューの実施、セキュリティチェックの実行、アプリのデプロイ、プラットフォームとそのインフラの監視に至るまで、各取り組みのライフサイクルを通じてアプリケーション開発をサポートします。

「ローコードデジタルファクトリの基盤を築くうえで強固なガバナンスを確立することが鍵になっていました。OutSystemsプラットフォームと、付随する4 Layer Canvas、Discovery、Lifetimeといった各種ツールにより、アプリの品質を簡単かつ効率的に維持・向上できるようになりました」とRADプラットフォームのオーナーであるRavi Joshi氏は述べています。

Schneider Electricは、プラットフォームの普及と導入拡大にも力を入れました。ビジネス部門やIT部門の主要なステークホルダに対して、OutSystemsでアプリを開発するメリットを伝える社内キャンペーンを開始したのです。

この取り組みにより、わずか6か月でOutSystems開発者コミュニティの規模が20人から100人以上に拡大しました。これは、Schneider Electricが各地でトレーニングセッションやオンボーディングセッションを実施し、ITアプリケーションのニーズにシチズンデベロッパーが自ら対応することを推し進めた結果です。

驚異のスピードでアプリを量産

成果 - Schneider ElectricのITチームと経営陣は、特にスピード面での成果に感銘を受けました。2018年半ばまでに社内用のビジネスアプリを30個作成しましたが、これに要した時間は従来のテクノロジーで同じ数のアプリを開発した場合の約40%でした。OutSystemsプラットフォームにより、開発プロセスが2倍速くなり、1年目だけで650人日を削減できました。

その後、複数の大規模なエンタープライズアプリケーションをデプロイしたSchneider Electricでは、サプライチェーン、販売とマーケティング、人事労務管理、財務、ポートフォリオ管理、製造管理をはじめとする多くの分野で効率化が促進されています。こうしたアプリケーションの大部分は、Lotus Notesテクノロジーで実行されていたレガシーアプリケーションに取って代わるものでした。ほとんどがWebベースですが、レスポンシブアプリやモバイルアプリもあります。その大半が、約10週間という開発期間で完成しました。

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