OutSystemsの拡張

OutSystemsではプラットフォーム、環境、ツール、機能を拡張することができ、ユーザーは以下のことを実行できます。

  1. バックエンドの拡張: ビジュアルエディタで使用するビジュアル言語の表現力が十分でない場合は、カスタムコードを使用して追加のコンポーネントを書き込むことができます。さらに、開発者はForgeで既存のコンポーネントを検索し、開発を高速化することができます。
  2. 既存のシステムとの連携: ビジュアルエディタでは、SAPシステムとの連携のほか、REST APIやSOAP Webサービスの利用も可能です。サポートされていない機能については、統合を拡張するためのフックが用意されています。
  3. データベースとの統合: OutSystemsは、データベースから切り離して動作するように設計されています。そのため、一般的なエンタープライズレベルのデータベースシステムをサポートしています。また、データベースSDKを使用してOutSystemsを拡張し、サポートしていないデータベースと統合することも可能です。
  4. 認証プロバイダとの統合: OutSystemsには、アプリケーションとITユーザーの認証管理が組み込まれています。さらに、Active DirectoryやLDAPとの統合もサポートされています。OutSystemsが対応していない認証システムがある場合、OutSystemsのAPIを使用して拡張することで対応できます。また、コミュニティで作成されたForgeコンポーネントを利用して、任意の認証プロバイダと統合することも可能です。
  5. 管理コンソールのカスタマイズ: OutSystemsの管理コンソールがお客様のニーズに対応していない場合は、SDKを使用して拡張することができます。こうしたコンソールはOutSystemsで作成されているため、拡張するための他のテクノロジーを習得する必要はありません。
  6. ITプロセスとの統合: OutSystemsは、APIを使用してOutSystemsアプリケーションのデプロイを既存のDevOpsツールやプロセスに統合します。