チャットおよび音声対応アプリの作成

目次

  1. チャットボット
  2. バーチャルパーソナルアシスタント

対話型エクスペリエンスにより、ユーザーは母国語でのインタラクションが可能になり、エンゲージメントが高まることで、アプリケーションの質が向上します。こうしたエクスペリエンスは、マルチチャネルチャットや音声インターフェイス、デバイス内蔵の音声アシスタント連携に組み込むことができます。

チャットボット


  1. Azureボットフレームワーク
  2. Dialogflow

チャットボットは、ユーザーが選択するチャネルにかかわらず、サポートを拡張して提供することを目的としています。チャネルの例としては、Facebook Messenger、Slack、Telegram、テキストメッセージなどが挙げられます。ビジネスは1つとして同じものはないため、チャットボットは特定のビジネスプロセスやデータと連携させる必要があります。いずれも人間を相手にするという点では同じですが、バックエンドのデータや情報のソースはそれぞれ異なります。ユーザーとのやりとりの意図を理解し、価値のある情報を提供することが課題となります。

Azure Bot ServiceとMicrosoft Bot Framework


すでにボットが存在するのであれば、新たに作る必要はありません。Azure Bot ServiceやMicrosoft Bot Frameworkのコネクタを利用すると、ユーザーと自然なやりとりを行うインテリジェントなボットを作成、連携、デプロイ、管理できます。Azure Bot Serviceは複数のチャネルと連携できるため、インタラクションを増やし、より多くの顧客にサービスを提供できます。Azure Bot Serviceは複数のチャネルと連携できるため、接点を多く持つことで、より多くのユーザーにサービスを提供できます。連携可能なチャネルには、GroupMe、Facebook Messenger、Kik、Skype、Slack、Microsoft Teams、Telegram、SMSメッセージ、Twilio、Cortana、Skype for Businessなどがあります。また、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションとも連携が可能です。

Azure Bot Servicesでは、ボットがユーザーの会話の意図を理解し、的確に回答できるよう、「LUIS」と呼ばれる言語理解サービスを使用しています。LUISはクラウドベースのAPIサービスであり、カスタム機械学習インテリジェンスをユーザーの口語的な自然言語に適用することで、文全体の意味を予測して関連性のある詳細な情報を引き出します。

LUISでは、ユーザーの発話内容とそれに対応する意図を設定することが可能です。

OutSystemsは、Microsoftと戦略的パートナーシップを結んでいます。2019年にリリース予定の対応コンポーネントでは、LUISおよびMicrosoft Bot Frameworkと簡単に連携し、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できるようになります。

LUISおよびAzure Bot Frameworkについてはレビュー済みのコンポーネントがあり、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できます。

LUIS用のForgeコンポーネントは、Microsoft LUIS Connectorです。

クラウドベースのAPIサービスであるAzure QnA Makerを利用すると、ユーザーが自然言語で入力した質問に対し、ナレッジベース内のQnAの中から最適な答えを対応させることができます。

Dialogflow


Dialogflowを使用すると、音声アプリやチャットボットといった音声および文字ベースの対話型インターフェイスを構築できます。複数のチャネルと連携できるため、接点を多く持つことで、より多くのユーザーにサービスを提供できます。利用可能なチャネルとしては、Google Assistant、Amazon Alexa、Facebook Messengerなどの主要なプラットフォームやデバイスが挙げられます。

DialogflowのNatural Language Processorが連携されており、ユーザーの意図を分析・理解して最も有効な回答を提示します。

Dialogflowについてはレビュー済みコンポーネントがあり、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できます。

Dialogflow用のForgeコンポーネントは、Dialog Flow Connectorです。

バーチャルパーソナルアシスタント


  1. Siri
  2. Googleアシスタント
  3. Alexa
  4. Cortana

通常、バーチャルアシスタントは、カレンダーへのタスクの追加、Webでの検索や検索結果の共有のほか、照明やカメラ、サーモスタットなどのスマートホームデバイスの制御やステータスの確認といった単純な作業を行います。Siri、Googleアシスタント、Alexaのようにすでに実装されているVPAをアプリケーションと連携させることは課題であるものの、大きなメリットをもたらします。

Siri


Siriは、Appleユーザー向けに実装された音声制御のパーソナルアシスタントです。iPhone、iPad、iPod Touch、Apple Watchでシームレスなエクスペリエンスを提供するために設計されており、メールや連絡先、メッセージ、マップ、SafariといったAppleデバイスに実装されたすべてのアプリケーションにアクセスできます。

Siriと連携するモバイルアプリを開発するにはSiriショートカットとSiriKitの2つの方法があり、iOS 12以降で利用できます。

Siri ショートカット


Siriショートカットを利用すると、特定の状況でSiriを使用し、アプリケーションを呼び出して起動することができます。

サードパーティのアプリをSiriに追加する場合、Siriショートカットへの対応が必須となります。サードパーティアプリのショートカットが表示されていない場合、アプリが最新かどうかを確認し、アプリがSiriショートカットに対応しているかどうかをApp Storeで確認してください。

Siriショートカットについてはレビュー済みのコンポーネントがあり、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できます。

Siriショートカット用のForgeコンポーネントは、Siri Shortcuts Pluginです。

SiriKit


SiriKitにはIntentsフレームワークおよびIntents UIフレームワークを含まれています。これらは、アプリ拡張機能を実装して各サービスをSiriやマップと連携する際に使用されます。サポートするアプリ拡張機能は2種類あります。

  • Intentsアプリ拡張機能は、SiriKitからユーザーのリクエストを受信し、各アプリに応じてアクションに変換します。たとえば、ユーザーがアプリを使用してSiriに対してメッセージの送信、タクシーの予約、またはトレーニングの開始などを実行したとします。
  • Intentsアプリ拡張機能がユーザーのリクエストに応えると、Intents UIアプリ拡張機能によってSiriやマップのインターフェイスでカスタマイズコンテンツが表示されます。

SiriKitに対応したコンポーネントは2019年にリリースされる予定です。このコンポーネントでは複雑さを排除し、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できるようになります。

2019年リリース予定

Googleアシスタント


音声インタラクションは、ユーザーの声によって開始と終了を操作するなAndroidの特殊なアクティビティです。通常のアクティビティではタッチインタラクションによって開始と終了を操作します。

Googleアシスタントとの連携にはデバイス内連携とGoogle Dialogflowの2つの方法があります。

2019年リリース予定

デバイス内連携


Voice Actionに対応したコンポーネントは2019年にリリースされる予定です。このコンポーネントでは複雑さを排除し、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できるようになります。

Google Dialogflow


Dialog Flowについてはレビュー済みのコンポーネントがあり、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できます。

Dialogflow用のForgeコンポーネントは、Dialog Flow Connectorです。

Alexa


Alexaは、Amazonのクラウドベース音声サービスです。Amazonおよびサードパーティ製デバイスで利用できます。Alexaでは、ユーザーが日常的に使用する技術によって自然な音声エクスペリエンスを構築し、ユーザーに直感的なインタラクションを提供することが可能です。

Alexaは、ASR(自動音声認識)を利用して言葉を文字に変換し、NLU(自然言語理解)を利用して発話内容の意味を推測し、ユーザーの意図をスキルに提供します。Natural Language Processorが連携されており、ユーザーの意図を分析・理解して最も有効な回答を提示します。

Alexaについてはレビュー済みのコンポーネントがあり、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できます。

Alexa接続用のForgeコンポーネントは、Alexaです。

Cortana


CortanaはMicrosoftのデジタルアシスタントです。Cortana Skills Kit for Enterpriseにより、カスタムスキルを構築してCortanaの機能を拡張できるようになりました。

Cortana Skills Kit for EnterpriseはAzure Bot Services上に構築されており、スキルは音声ボットです。音声ボットを構築・登録してCortanaチャンネルを定義するには、Bot Frameworkコネクタを使用してください。ダイアログやビルトインプロンプトなどの機能を提供するBot Frameworkコネクタにより、ユーザーとのインタラクションが簡単になります。

OutSystemsは、Microsoftと戦略的パートナーシップを結んでいます。2019年にリリース予定の対応コンポーネントでは、Cortana Skills KitおよびAzure Bot Servicesと簡単に連携し、OutSystems のIDEでビジュアル言語を用いてこうした機能を利用できるようになります。