水平方向の拡張性

目次

  1. 追加フロントエンドサーバーのデプロイ
  2. 高可用性
  3. ネットワークゾーン管理

水平方向の拡張性という点では、OutSystemsはフロントエンドサーバーやネットワークゾーンをあらゆる本番環境に簡単に追加することができます。

  • これにより、高可用性を実現するだけでなく、以下のシナリオへの対応が可能になります。

  • ユーザー数や使用頻度の増加に伴うユーザー負荷の増加
  • ビジネスロジックの複雑さや負荷の増加
  • バッチ処理のボリュームの増加
  • データ量またはトランザクション数の増加(データベースクラスタリング)

追加フロントエンドサーバーのデプロイ


OutSystemsは、ファーム構成に追加のフロントエンドサーバーを自動的にデプロイし、環境のアプリケーションを新しいフロントエンドサーバーに自動的に同期させます。ファーム構成のフロントエンドサーバーは、すべて同じ集中型リポジトリにロギングされるため、監視およびトラブルシューティングを効率的に行うことができます。

環境へのフロントエンドサーバー追加は、非常に簡単なインストールと構成で実施できます。フロントエンドサーバーは必要に応じていくらでも追加することができるため、水平方向の拡張性は無制限であると言えます。クリック1回で、OutSystemsが自動的にアプリケーションを新しいフロントエンドサーバーに同期させます。

即時インストールと自動デプロイ


フロントエンドサーバーの構成後、OutSystemsデプロイエンジンは自動的にすべてのアプリケーションを各サーバーにデプロイします。ユーザーデータやセッション情報が1台のサーバーのローカルに保存されることはありません。このためすべてのユーザーリクエストをどのサーバーにでも配布することができ、システムの冗長性と可用性が高まります。破局故障が発生した場合、どのインストール済みサーバーでも安全かつ簡単に交換することが可能です。

一元管理


ファーム構成のフロントエンドサーバーは、すべて同じ集中型リポジトリにロギングされるため、Service Centerでの監視およびトラブルシューティングが効率的になります。

自動でのリソース最適化および管理


分散システムを構築および管理する際、通常であれば開発者は最適な開発方法に従い、リソースの消費を最低限にとどめ、リソースを常に解放しておくことを期待されます。しかし残念ながら、リーダーの閉じ忘れといった小さなミスでシステム全体がダウンする場合があります。

OutSystemsはこれらすべてを自動的に管理します。あらゆるリクエストにおいてリーダー、接続、トランザクションがすべて閉じられ、最低限のメモリのみを使用するようにするのです。さらに、OutSystemsはリソースを賢く利用し、システムで最大限に活用できるようにします。これだけでヒューマンエラーを排除し、システム崩壊のリスクを大幅に低減することができます。高価な分散システムを使用せず、またパフォーマンス最適化の技術的知識を必要とせず、非常に拡張性の高いシステムを構築することが可能になるのです。

高可用性


ロードバランサは、受信したアプリケーショントラフィックを複数のフロントエンドサーバーに自動的に分散させ、リクエストの負荷を分散させます。また、本番環境内の不具合のあるフロントエンドサーバーを検知し、不具合が解消されるまで健全なインスタンスにトラフィックを自動的にリルートすることで、アプリケーションの耐障害性を増強させます。

OutSystemsは、モバイルおよびWebユーザーセッションをセッションデータベースに保存し、同じユーザーからの複数のリクエストをファーム環境内のいずれか1台のフロントエンドサーバーで処理します。セッションデータベース要素が専用のデータベーススキーマで構成されるため、パフォーマンスとオペレーションが向上します。OutSystemsは、アプリケーションサーバースタックのネイティブセッション管理サービスを使用します。

ネットワークゾーン管理


各アプリケーションセットにつき複数のフロントエンドサーバーと複数のネットワークゾーンを所有することができます。これらのフロントエンドサーバーは多様なネットワーク(インターネット、イントラネット、エクストラネット)に分散させることが可能であり、OutSystems Service Center管理コンソールで構成したとおり、アプリケーションを特定のフロントエンドサーバーのクラスタにデプロイすることができます。たとえば、社内アプリケーションは社内ネットワーク上で実行しつつ、Webサイトは非武装地帯で実行することが可能です。