OutSystemsでの既存のデータベースの使用
目次
OutSystemsは、SQL Server、SQL Azure、Oracle、MySQL、DB2 iSeries、PostgreSQL、Aurora PostgreSQL、Azure PostgreSQLといったリレーショナルデータベースのほか、非リレーショナルデータベースのMongoDBなど、主要なデータベースシステムと連携します。これは、Integration Builderを使用することでサポートされます。
開発者は、複雑な連携プロジェクトに時間をかけることなく、ローカルや外部のデータソースを結合することができます。
データのクエリと集約を視覚的に実行
OutSystemsのビジュアルエディタでは、開発チームがデータのクエリと集約を視覚的に行うことができるため、開発者のスキルセットにかかわらず、アプリケーションで必要となる複雑なデータを扱うことができます。
SQLの使用
OutSystemsでできるのは、視覚的なデータ操作だけではありません。開発者は、クエリやストアドプロシージャを記述することもできます。その際には、OutSystemsは基盤となるデータベースへのすべての依存関係を追跡します。SQLコードは、変更されると自動的にリファクタリングされます。また、変更によって互換性がなくなった場合に警告が出されます。
これにより、変更プロセスが加速し、変更に対するアプリケーションの回復力も大幅に向上します。
外部データベースとの連携
外部データベースがOutSystemsでサポートされている場合、コネクタを作成して連携することができます。コネクタを使用することで、ビジュアルエディタでデータを視覚的に操作できるようになります。
また、Integration Builderを使用して、DB2 iSeries、PostgreSQL、Aurora PostgreSQL、Azure PostgreSQL、MySQL、Oracle、Azure SQL、SQL Serverといった外部リレーショナルデータベースのほか、非リレーショナルデータベースのMongoDBなどとアプリを連携することができます。
データベースがネイティブにサポートされていない場合でも、標準コードをODBC/JDBCドライバまたはネイティブAPIとともに使用してアクセスできます。CouchDB、MongoDB、Hadoopのようなビッグデータリポジトリの場合、REST APIを利用してアクセスします。
カスタムコネクタの開発を検討している場合は、OutSystems Forgeにもコネクタがあるため、開発前に確認するとよいでしょう。必要なコネクタが他の開発者によってすでに構築され、公開されているケースが多くあります。
関連リソース
詳細については、オンラインヘルプの以下の記事をご覧ください。