OutSystemsでの連携が優れている理由

目次

  1. 迅速な統合
  2. 迅速な知識伝達
  3. ガバナンスによる再利用可能な統合
  4. ビルトインのログおよびパフォーマンス監視
  5. 構成の一元管理

OutSystemsは、ビルトインの機能と自動化により、通常は時間を要するデータベース、システム、ソフトウェアの連携作業を大幅に簡略化します。以下にいくつか例を挙げます。

  • SOAP Webサービス、REST API、およびSAPシステムとの連携が組み込まれています。OutSystemsは、開発チーム向けにすべてのメソッドおよびデータ構造を生成します。
  • すべての連携は、実行時に一元管理されます。コーディングは一切必要ありません。
  • すべての連携は自動的に構成されます。これにより、エラーログやパフォーマンスメトリックの取得が簡単になります。

そのため開発者は、迅速に統合し、迅速に知識を伝達し、再利用可能な統合を活用し、ビルトインログおよびパフォーマンス管理機能によって統合を監視し、さらにビルトインの一元管理コンソールによって構成を容易に管理することができます

迅速な統合


OutSystemsは、SOAP/REST WebサービスSAPシステム、および外部のデータベースシステムをネイティブにサポートしています。これらのシステムについては、接続やURLを設定するだけでよく、外部システムを使用するのに必要なものはすべてOutSystemsが生成します。

そのため、開発者は、連携ロジックのデバッグではなく顧客のアプリ開発という重要な業務に時間をかけることができます。

迅速な知識伝達


OutSystemsで外部システムと連携するためのメソッドおよびデータ構造が生成されると、アプリケーションロジックでそれらを視覚的に使用することができるようになります。開発者にとっては、OutSystemsメソッド、REST API、SAP BAPIの呼び出しにはほとんど違いがありません。

そのため、開発者はすぐにプロジェクトに参加することができます。

ガバナンスによる再利用可能な統合


OutSystemsを使用すると、統合をリファクタリングできます。そのため、公開したコンポーネントは、OutSystemsで構築したすべてのアプリケーションで再利用することができます。

OutSystems管理コンソールでは以下のことが可能です。

  • 開発環境から本番環境までアプリケーションやコンポーネントをステージング。依存関係分析により、稼働中のアプリケーションへの影響がないことを確認。
  • アプリケーションやコンポーネントの再利用、変更、デプロイの権限を管理。

ビルトインのログおよびパフォーマンス監視


すべての連携は自動的に構成されます。アプリのデプロイ時に、コードを書かずにエラーログおよびパフォーマンスメトリックを受け取ります。

OutSystemsコンソールを使用すると、エラーがあるかどうかを確認し、問題発生時のトラブルシューティングに役立つ情報を得ることができます。また、パフォーマンスデータを詳細に分析し、連携がアプリのパフォーマンスに悪影響を与えていないかどうかを確認することもできます。必要に応じてカスタムログ情報を使用してアプリケーションを拡張することもできます。

構成の一元管理


また、OutSystemsを使用しカスタムコードを使用することなく、アプリケーションや連携の構成を管理することができます。OutSystemsに組み込まれた管理コンソールを使用すると、組織は顧客に影響を与えることなく、アプリケーションや連携の構成を行うことができます。たとえば、コンソールを使用すると以下のことが可能です。

  • 接続ストリングを管理する。
  • 資格情報をセキュアに保存し、管理する。
  • 実行時にWebサービスのエンドポイントおよびアプリケーションプロパティを管理する。