
Supercharge Your Cloud-Native Strategy Low-Code
Learn about tech spending predictions for 2022 and the growing evidence of companies combining their cloud-native roadmap with a cloud-scale low-code strategy.
クラウドはアプリケーションの開発方法を変えます。そして、組織の競争力を高めるために必要な俊敏性をもたらします。これはどういうことを意味するのでしょうか。
このガイドではその答えを探るとともに、クラウドコンピューティングに関するあらゆる疑問に答えます。また、クラウドネイティブについても詳細に説明します。さらに、デジタルトランスフォーメーションの一環としてクラウドおよびクラウドネイティブ開発の導入を成功させる方法も紹介します。
クラウドコンピューティングは、ネットワーク(インターネットまたはWeb)を介してオンデマンドでITリソースを提供するサービスで、従量課金モデルをとります。
先進的なクラウドコンピューティングIT組織では、アプリケーション、サーバー(物理/仮想)、データストレージ、開発ツール、ネットワーク、その他のITリソースがリモートのデータセンターでホスティングされ、クラウドプロバイダによって管理されています。従来のIT組織では、これらすべてへの対応を組織がオンプレミスで行っています。
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クラウドに移行することを決断した組織が最初に行うべきことの1つが、どのクラウドデプロイモデルがビジネスニーズに適しているかの判断です。
選択できるモデルは5つあります。
パブリッククラウドでは、データはサードパーティのサーバーに保存され、クラウドプロバイダがサーバーインフラやリソースの管理全般を行います。そのため、ハードウェアの購入や保守について考える必要がありません。
Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)、Microsoft Azure、Google Cloud、IBM Cloudなどがパブリッククラウドの代表例です。
メリット | デメリット |
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プライベートクラウドの場合、1つの組織専用に運用され、その組織のみがアクセスできるクラウドインフラが用意されます。このモデルでは、サーバーを外部でホストすることもオンプレミスでホストすることもできます。サーバーは強力なファイアウォールで保護され、ゲートキーパー役は組織のIT部門が務めます。
プライベートクラウドプロバイダの例はAmazon、IBM、Cisco、Dell、Red Hatなどです。
メリット | デメリット |
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ハイブリッドクラウドは、パブリッククラウドとプライベートクラウドの機能を組み合わせたものです。このモデルでは、たとえば、非常に重要なデータはプライベートクラウドでホストし、機密性の低いデータをパブリッククラウドでホストすることで、パブリッククラウドのメリットである経済性とプライベートクラウドのメリットであるセキュリティを両立させることができます。
メリット | デメリット |
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マルチクラウドはハイブリッドクラウドに似ています。違うのは、プライベートとパブリックを併用するのではなく、複数のパブリッククラウドプロバイダを併用することで多様な機能を利用できるようになるという点です。
メリット | デメリット |
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コミュニティクラウドでは、クラウド内にあるITリソースに同じコミュニティに属する組織グループがアクセスできます。通常、この「コミュニティ」のメンバーはセキュリティ、プライバシー、パフォーマンス、コンプライアンスの要件が似ています。
コミュニティクラウドは、一般には公開されていないものの1つの企業専用でもないため、パブリッククラウドとプライベートクラウドの中間的なものとみなすことができます。内部で管理する場合とサードパーティが管理する場合があります。
メリット | デメリット |
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クラウドプロバイダは、主に3つのタイプのサービスを提供します。
サービスとしてのインフラ(IaaS)モデルでは、クラウドサービスのインフラをレンタルします。サーバー、ストレージ、ネットワーク、オペレーティングシステムなどの利用状況に応じて料金を支払います。
IaaSの例としては、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Compute Engine from Google Cloudが挙げられます。
サービスとしてのプラットフォーム(PaaS)では、アプリケーションの開発、テスト、提供、管理に必要なツールをすべて備えたプラットフォームをレンタルします。サーバー、ストレージ、ネットワーク、データベースの設定について考える必要がありません。
AWS Elastic Beanstalk、Heroku、Microsoft Azure、Red Hat OpenShift、OutSystemsがPaaSの例です。
PaaSと同様、サーバーレスコンピューティングモデルでは、開発に関する設定、容量計画、サーバー管理をクラウドプロバイダが行うため、開発者はアプリケーション開発のみに集中できます。PaaSと違い、サーバーレスアプリケーションでは、拡張が即座に自動的にオンデマンドで実行され、追加の構成は一切必要ありません。
サービスとしてのソフトウェア(SaaS)では、ソフトウェアプログラムをレンタルします。サードパーティプロバイダがホストし、承認されたエンドユーザーがインターネット経由で利用できます。
SaaSの例としては、Slack、MailChimp、Zendeskなどがあります。