
Simplify and Accelerate your Enterprise App Development
Learn the benefits of low code and common uses for low code technology in this on-demand webinar.
クラウドはアプリケーションの開発方法を変えます。そして、組織の競争力を高めるために必要な俊敏性をもたらします。これはどういうことを意味するのでしょうか。
このガイドではその答えを探るとともに、クラウドコンピューティングに関するあらゆる疑問に答えます。また、クラウドネイティブについても詳細に説明します。さらに、デジタルトランスフォーメーションの一環としてクラウドおよびクラウドネイティブ開発の導入を成功させる方法も紹介します。
「クラウドネイティブのリーダーは、クラウドネイティブ化の取り組みを成功させるうえでローコードプラットフォームが有効であると考えており、クラウドネイティブの実装ツールとして60%がローコードプラットフォームを「とても良い」または「優れている」と評価しています」
変化の激しいデジタル社会において、クラウドは組織の実現力と俊敏性を向上させる力を持っています。しかし、クラウド対応の開発を行うには、IT組織の開発プロセスを調整する必要があります。これにあたっては、いくつか課題があります。
「2023年には、ノーコード/ローコードプラットフォームで開発される新規アプリケーションの割合は、現在の30%から60%にまで増加するものと見込まれます」
— IDC FutureScape: Worldwide Cloud 2022 Predictions
ローコードプラットフォームは、モデリングやグラフィックインターフェイスによるアプリケーションのビジュアル開発を可能にします。ハンドコーディングにつきものの複雑さを抽象化し、開発者がアプリケーションを非常に高速に開発できるようにします。複雑さがなくなるわけではありませんが、かなり作業しやすくなることで効率よく開発できるようになります。
クラウドネイティブはパラダイムシフトです。アーキテクチャパターンを再調整するだけでなく、開発チームが高速かつ継続的にデリバリーを行えるよう作業方法を変える必要もあります。
ローコードは、ハンドコーディングを減らすだけでなく、組織の様々な部門間のコラボレーションを促進し、開発者、デザイナー、ビジネス部門のステークホルダーが認識を共有することを可能にします。
ローコードによるクラウドネイティブ戦略の強化
しかし、迅速な移行の最大のボトルネックになるのはハンドコーディングです。ハンドコーディングを減らせば開発とデリバリーのプロセスを高速化できるため、クラウドネイティブの導入においてローコードが重要な役割を果たすようになってきているのです。
一般的にクラウドネイティブアプリではマイクロサービス間の関係が複雑です。ローコードアプローチではどのような変更でも簡単に行うことができ、アプリケーション全体の整合性もしっかり保てます。
実際、IDCの調査によると、クラウドの成熟度が高いほどローコードで開発される新規アプリの数が多いそうです。
これは、先進的なソフトウェアの設計や、特にソフトウェアデリバリーのパフォーマンスメトリックの全体的な目標達成に欠かせない重要な機能の多くで、主要なローコード開発が従来の開発より優れているということに関係しているはずです。
ソフトウェア開発領域 | クラウド開発成熟度 | |
---|---|---|
従来の開発 | クラウドネイティブローコード開発 | |
開発の自動化(CI/CD) |
個別のツールの調整やツール間でのコードの引き継ぎが必要です。 |
SDLCワークフロー。プラットフォームに自動化が組み込まれています(1クリックでのデプロイ)。 |
ユーザーエクスペリエンス(DesignOps) |
デザイナーとフロントエンドエンジニアで使用するツールと開発サイクルが異なるため、重要な作成フェーズに遅延が生じます。インターフェイスの調整は完全に自由です。 |
デザイナーとフロントエンドエンジニアがリアルタイムで協力しあい、アセットやツールを再利用します。WYSIWYGで変更を行います。 |
開発の生産性 |
作業負荷が高いため低速です。UI、追加のセキュリティ強化、テストの自動化といった付加価値の低いコーディングに、開発者が多くの時間を取られます。 |
主要なプラットフォームには抽象化、自動化、リポジトリ、AIが組み込まれており、ソフトウェアデリバリーで優れたパフォーマンスを発揮できます。 |
プロセスの自動化 |
通常、BPMツールで処理されますが、シームレスなUXや高度なデータソース連携はありません。 |
プラットフォームにBPM機能が組み込まれており、UXや連携と矛盾がないよう変更を加えます。 |
APIおよびWebサービスのカタログ |
Webサービスは急速に増加しています。また、ベンダーのAPIも千差万別であるため、開発者が使用する際に考慮すべき事項が多数あります。 |
APIはあらゆるアプリ内で再利用できる機能にカプセル化され、セキュリティやガバナンスのベストプラクティスが組み込まれているため、別のチームが改めて作る必要がありません。 |
セキュリティ |
APIはあらゆるアプリ内で再利用できる機能にカプセル化され、セキュリティやガバナンスのベストプラクティスが組み込まれているため、別のチームが改めて作る必要がありません。 |
アプリの生成プロセスにセキュリティが組み込まれています。OutSystemsの場合、インタープリタ/Saas+プラットフォームとは違い、ソースコードをスキャンできます。 |
人材プールの規模 |
多くの開発者がいますが、必要とするスキルを持つ人材はなかなか確保できず、一般的な企業では1%未満です。 |
習得しやすく、非エンジニア要員をデジタルクリエイターに変えることができるため、世界的に拡大しています。人材プールが組織の30%になる場合があります。 |
TCO |
長期的には変更コストが非常に高額になります。 |
自動化、再利用可能なモジュール、アプリテンプレート、AIが備わっているため、低コストで変更できます。 |
OutSystemsは、専門開発者があらゆるタイプのアプリケーションを非常に効率よく生産的に作成できるように設計されたローコードプラットフォームです。
OutSystemsでは、5,000万種類以上のアプリケーションパターンやAIアルゴリズムを活用して反復が多く面倒な開発タスクを高速に行うことができるため、開発チームがイノベーションを提供することに集中できます。
それでは、クラウドプログラムをサポートするOutSystems製品を見ていきましょう。
Developer Productivity: An OutSystems Obsession(開発者の生産性: OutSystemsのこだわり)
OutSystems 11はOutSystemsの主力製品です。ユーザー向けや従業員向けのソリューション、プロセスの自動化やレガシーアプリケーションの拡張といったあらゆる種類のアプリケーションデリバリーに活用できる設計になっています。
OutSystems 11では、オンプレミスでも複数のパブリッククラウドでも実行できる戦略的アプリケーションを効率よく作成できます。
OutSystems 11は、先進的で将来を見据えたアプリケーションを開発するために必要なあらゆる機能を備えています。
OutSystems Developer Cloud(ODC)はOutSystemsの新たな高性能ローコードプラットフォームです。
最新のクラウドネイティブアーキテクチャと次世代のビジュアルモデル駆動型の専門開発ツールを搭載し、優れたCI/CDプラクティスを取り入れています。ODCを導入すると、チームを世界基準のクラウドネイティブイノベーションファクトリーに変えることができます。
ODCは、コンテナ、Kubernetesクラスタ、サーバーレス機能といった様々な最新テクノロジーにより、クラウドネイティブアプリケーションを開発する際の複雑さを劇的に軽減します。
クラウドランタイムの設計や構成、数多くのクラウドサービスとの連携のために、数か月という時間と何十万ドルもの予算を注ぎ込む必要はありません。ODCでは、こういった作業すべてがすでにパッケージ化された形でプラットフォームに統合されているため、開発者はアプリケーションロジックの実装だけに集中できます。
クラウドプラットフォームの設定に伴う煩雑な作業をOutSystemsがすべて肩代わりするため、クラウドインフラの設定という技術的課題だけでなく、クラウドのエキスパートを何人も見つけるという人事的・財務的な課題も解消されます。
これにより、どのような規模の組織でもシリコンバレーの大手企業のようにソフトウェアを通じたイノベーションと業績を実現することが可能になります。
OutSystemsの早期アクセスプログラム(EAP)では、未来のOutSystemsプラットフォームを参加ユーザーとともに作り上げていきます。ぜひご参加ください。
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