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開発の容易性と生産性を高く評価し DX推進の基盤としてOutSystemsを本格採用

2週間 でアプリ完成
2.4倍 の生産性
200名 規模での開発者育成を目指す
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菱友システムズは、デジタルビジネス事業を推進するためのプラットフォームとして、ローコード開発環境の「OutSystems」を採用した。大規模なNotesマイグレーション案件や、AI機能を備えた「報告書作成支援アプリ」の開発などにOutSystemsを活用してきた実績を通じ、開発の容易性、高い生産性、DevOps環境までを考慮したアーキテクチャなどを評価しての選択という。今後、社内のOutSystems開発者を200名規模まで拡充し、顧客のDXに向けた取り組みを強力に支援していく計画だ。

  • レガシーモダナイゼーション
  • 業務効率の向上
  • Webアプリ/ポータル
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「2020年度に30名、2021年度には40名を増やして計70名。将来的にはOutSystemsの開発者を200名規模で組織化していくことを目標としている。開発の容易性や生産性の高さについては、これまでの取り組みの中で実感しており、開発経験がない新入社員だけでなく、設計などの上流工程を中心に見ているベテランエンジニアにとっても、開発効率を格段に向上できるツールだと思っている。特に、新しい技術を積極的に取り入れて、価値の高いDXソリューションをお客様に提供していく人材には、積極的にOutSystemsの教育を行い、戦力化していきたい」

麻生 修平氏 株式会社菱友システムズ
デジタルイノベーション部
課題

Notesマイグレーションを通じ
DXを推進する基盤としての
OutSystemsのポテンシャルを実感

製造業を中心とした幅広い顧客にITソリューションを提供する菱友システムズは、顧客のDXを支援する「デジタルビジネス」領域の事業において、ローコード開発環境である「OutSystems」の本格的な活用を始めている。

菱友システムズにおけるDX支援の取り組みは、2019年度から段階的にスタートしている。AI、IoT、BI、RPAといったデジタル技術を活用したソリューションを専門に取り扱う「デジタルビジネス推進室」としてスタートし、2021年には、ポートフォリオにローコード開発とクラウドソリューションを加えた「デジタルイノベーション部」へと規模を拡大した。同部では、各事業部が顧客に提供するITソリューションへ、最新の技術を取り入れる取り組みを組織横断的に支援する。OutSystemsは、その取り組みの中でローコード開発のための主力プラットフォームとして採用されている。

「Android用に作ったアプリでも、OutSystemsであれば、iOSデバイス向けの展開も容易だ。旧来、こうしたアプリは各プラットフォーム向けに作り込まれることが多く、その場合、デバイス側OSのバージョンアップなどに合わせた改修にかなりの手間とコストがかかっていた。OutSystemsには、そうした部分の時間やコストを吸収する役割も期待している」

宮脇 義秀氏 株式会社菱友システムズ
インダストリーソリューション事業部システムソリューション4部兼デジタルイノベーション部

同社がOutSystemsに注目した最初のきっかけは、大手製造業での「IBM Lotus Notes」のマイグレーションプロジェクトだった。同社では、拠点単位でNotesを運用しており、図面管理やワークフロー、業務台帳といった業務に不可欠なアプリケーションを多数構築していた。しかし、Notesの技術者が減少する中で、運用スキルの属人化やコストの増加、アプリケーション品質低下といったさまざまな課題が生まれていたという。

菱友システムズ、インダストリーソリューション事業部システムソリューション4部兼デジタルイノベーション部の宮脇義秀氏は「マイグレーションにあたっては、スクラッチでの開発を避け、既存のパッケージやローコード環境を活用する方針だった。複数のツールを比較検討し、品質の向上や運用負荷の低減といったニーズに最も合ったのがOutSystemsだった」と話す。

両社では、OutSystemsによるNotesマイグレーションを段階的に実施しており、ある拠点で利用されていたNotesデータベースの移行については、2021年3月までに移行を完了させた。このプロジェクトを通じて、菱友システムズでは、OutSystemsが「デジタルビジネス」領域のソリューション推進に有用なツールだと感じたという。

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OutSystemsを選択した理由
  • Webとモバイルの両方が開発可能
  • 制限のないフルスタックのビジュアル開発
  • モバイルアプリへの対応と洗練されたUI
ソリューション

実案件の経験がほとんどない開発者が
AI機能を備えた「報告書アプリ」を
OutSystemsを使って2週間で作成

同社では、OutSystemsの開発生産性の高さを実証するためのデモアプリを開発した。内容は、工場保守の現場などで使われることを想定した「報告書作成支援ツール」だ。機械の故障箇所の確認など、現地で担当者が状況を確認した際に起票する報告書を、スマートフォンやタブレットのようなモバイルデバイスで作成できるものとなっている。

このアプリの目玉となる機能は、マイクロソフトの画像認識AIサービスである「Azure Cognitive Services」と連携し、デバイスのカメラで撮影した部品の 画像をアップロードすると、その「型番」の候補を可能性の高いものから順に提示してくれるというものだ。これによって、担当者は、設備台帳などをひきながら、特定部品の型番を探し出して記入するという面倒な作業を大幅に楽に行えるようになる。

そのほかにも、現場の通信状況によって、オンラインだけでなくオフライン環境でもデータ入力ができるほか、手入力だけでなくデバイスの音声入力機能も利用できるなど、細かい使い勝手にも配慮がされている。

このデモアプリは、2021年に開催された「AI・人工知能 EXPO」の同社ブースで出展された。UI部分のみの「モックアップ」ではなく、実際にデータの入力、参照、更新、AIによる画像認識などが行える形で実演が行われ、来場者の関心を集めたが、その開発にかかった期間はわずか「2週間」だったという。

「このアプリは、OutSystemsの基礎教育を受けた若手開発者 が、ベテランにサポートしてもらいながら約2週間で完成させた。モバイルデバイス向けのネイティブアプリは、普通に一から作ろうと思うと大変な手間がかかるが、OutSystemsには“Forge”と呼ばれる公式のモジュール群が豊富に用意されており、それを使ってビジュアルに開発することが可能だった」

麻生 修平氏 株式会社菱友システムズ
デジタルイノベーション部

「Forge」は、OutSystemsコミュニティで開発された、さまざまなUIや機能のコンポーネントをダウンロードし、開発に利用できる仕組みだ。OutSystems自身が提供する公式のコンポーネントには無料のものも多く、このデモアプリでは、UI部分やオフライン対応のほか「Azure Cognitive Services」との連携、バーコードスキャンといった機能の実現にForgeを利用した。こうした環境があったからこそ、経験の浅い開発者であっても、最新のAI技術を取り入れた実用的なアプリを、極めて短期間で完成させることが可能だったという。

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「このプロジェクトの中で、菱友システムズでは研究開発的な視点からも、OutSystemsを評価していた。単なるコードジェネレートのツールではく、DevOps、CI/CDの観点でも充実した機能が備わっていること。加えて、スマートフォンのようなモバイルデバイス開発の機能が充実していることなどから、今後当社がDX支援を推進していく上で必須のツールになると感じた」

麻生 修平氏 株式会社菱友システムズ
デジタルイノベーション部
結果

レガシーシステムをモダナイズし
価値を生む“攻めのIT”の基盤に
数年後には開発者200名規模を目指す

現在、菱友システムズでは、OutSystems開発者の社内的な育成に注力している。

「2020年度に30名、2021年度には40名を増やして計70名。将来的にはOutSystemsの開発者を200名規模で組織化していくことを目標としている。開発の容易性や生産性の高さについては、これまでの取り組みの中で実感しており、開発経験がない新入社員だけでなく、設計などの上流工程を中心に見ているベテランエンジニアにとっても、開発効率を格段に向上できるツールだと思っている。特に、新しい技術を積極的に取り入れて、価値の高いDXソリューションをお客様に提供していく人材には、積極的にOutSystemsの教育を行い、戦力化していきたい」(麻生氏)

顧客向けシステム開発案件へのOutSystemsの適用についても、PoC(概念実証)が進められており、直近の検証では、従来のスクラッチ開発と比較して、工数ベースで「約2.4倍」の生産性が認められたとする。これについては、開発者のスキル向上や、コンポーネントの作り込みなどで、さらに向上が見込め、目標としては「3倍」の実現を目指しているという。

「保守や運用といった“守りのIT”に関わる案件比率が相対的に高い時代が続いたが、 DXを目指すお客様が投資したいのは、最新のデジタル技術を活用した“攻めのIT”の領域。菱友システムズにおいても、その領域に関わるスキルを高め、ノウハウを蓄積していく必要がある。それに資するのがOutSystemsだ。サイロ化したレガシーシステムをモダナイズし、一本化することで保守や運用にかかるコストを低減する。そこで生まれた新たなリソースを“攻めのIT”に投資し、新たな価値を生み出すシステムを迅速かつ高品質に構築していく。OutSystemsを、そうしたDX推進の基盤として活用し、その上でわれわれが付加価値を提供できるような体制を早期に確立していきたい」(宮脇氏)

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