アーキテクチャ
OutSystemsのアーキテクチャは、アプリケーション開発を迅速かつ最適に、将来を見据えて実施できるよう、階層化されたエコシステムになっています。
AI搭載のツール、リポジトリ、ビルダー、プロセス、コンポーネントを備えたアーキテクチャの最上位レイヤーは、アプリケーションやデータの連携に関する困難に対処し、SDLCおよびアプリケーションの設計や開発を管理します。このレイヤーを支えるのが、AI支援サービスレイヤーです。複雑な変更管理やアーキテクチャのレビュープロセスを自動化して、アプリケーション開発から反復的なタスクや推測を排除し、セキュリティ、コード生成、ロギングに関連する250個以上の項目を提供します。ランタイムレイヤーは開発プロセスから分離されているため、クラウドやオンプレミスでの開発のオプションを提供できます。
アプリケーションを迅速に開発
OutSystemsのアーキテクチャが提供するビジュアル開発環境のほか、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の重要な段階を自動化・支援するツールを使用すると、優れたソフトウェアソリューションを迅速かつ効率的に開発できます。
- 専用ツールが特定のタイプのアプリケーション作成やエンタープライズデータへの接続につきものの複雑さを解消して開発を加速します。
- 275を超えるサードパーティの企業システム、データベース、カスタムアプリケーションと連携可能であるため、迅速な開発や変更が可能な柔軟で拡張性の高いオープンな環境が構築されます。e.
- ビルド済みのUIテンプレートやUIパターンにより、重複作業や追加作業がなくなり、あらゆるデバイスでパフォーマンスとデザイン性に優れたエクスペリエンスを迅速に実現できます。
- 開発者やパートナーが集う大規模なコミュニティ(3万人以上)が生み出した再利用可能なコードのリポジトリには、コーディングや再作業を効率化するコンポーネントやコネクタが用意されています。
- AI支援開発機能がプロセスをガイドし、次善のアクションやソースを提案して支援することで、ストレスや長いリードタイムを解消します。
アプリケーションを最適に開発
OutSystemsのアーキテクチャには、安全性、回復力、クラウド対応、拡張性を備えたエンタープライズレベルのモダンアプリケーションの実現に必要な統合ツールやインフラが含まれています。
- アプリケーションサービスは、アプリケーションを適宜実行できるように、拡張性、ガバナンス、コンプライアンスを備えています。
- アプリの設計時から実行時までに200以上のセキュリティチェックが実行されます。さらに、モバイルアプリ開発時に特殊機能によってセキュリティのレイヤーが自動的に追加されます。
- アプリは開発のベストプラクティスに準拠するように常時監視されています。また、AIが早期に問題を特定・解決するため、設計ミスや重複作業がなくなります。
- リアルタイムのアプリケーションパフォーマンスデータにより、修正や最適化が必要な箇所を特定しやすくなるため、コストを抑えながらユーザーの負担を軽減できます。
将来を見据えてアプリケーションを開発
OutSystemsのアーキテクチャは、開発者やIT部門による変更管理を容易にする設計になっています。プラットフォームのサービス、AI、ビジュアルツールが各種機能の継続的な導入を可能にするため、ビジネスの変化やテクノロジーの導入にすばやく適応可能なアプリケーションを開発できます。
- 継続的な変更サービスにより、バグやアーキテクチャエラーの有無を確認し、依存関係に対する変更の影響を分析して、チームやアーキテクチャのガバナンスを実現します。
- インテリジェントな自動化やビルド済みのアクセラレータを活用することで、ビジネスエキスパートでもワークフローやプロセスを作成したり変更したりすることができます。
- 進化する革新的なテクノロジー(AI、IoT、RPAなど)をOutSystemsのコンポーネントリポジトリから取り込み、アプリケーションと簡単に連携させることができます。
- CI/CDパイプラインが完全に自動化されているため、ワンクリックで開発、変更、ロールバックを行えます。また、こうした処理は、あらゆる段階とアプリレイヤーにおいてロールベースの承認で統制されます。
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