OutSystems、エンタープライズAI向けのオープンなAgentic Systems Platformを発表

アムステルダム発 -  2026年6月2日

エンタープライズ顧客をLLMのロックインから解放し、ガバナンスに基づくセキュアなプラットフォームでエージェントによるイノベーションを推進

エージェント型システムプラットフォームのリーダーであるOutSystems(本社:ポルトガル・リスボン、CEO:Woodson Martin)は本日、アムステルダムで開催された「ONE Conference 2026」にて、製品、パートナーシップ、顧客の成功に関する飛躍的な進歩を発表しました。

OutSystemsは本日、OutSystems Enterprise Context Graphを活用したAgentic Systems Platformを発表しました。この新機能は、先進的な企業のAIネイティブ化に求められるツールを提供すると同時に、規制・業務・財務上の要件を満たすうえで必要となる自律性とコントロールを確保します。

OutSystemsは今回、新たなプラットフォームレイヤーであるOutSystems Agent Experienceも発表しました。これは、エンタープライズの開発者が信頼性の高い環境で、自社のエージェントポートフォリオの構築、オーケストレーション、ガバナンスを実現できるよう、A2AやMCPのツール・サービス群を提供するものです。ONE Conference では、エージェントのコーディングとパブリッシュ、プラットフォームの拡張性を実現する初のサービスが公開されました。AWSとの協業拡大により、OutSystems Agentic Systems Platformの提供範囲が拡大し、今後、他のEU加盟国のクラウドプロバイダーも加わる予定です。このプラットフォームの新たな分散型アーキテクチャは、完全なランタイムの隔離機能と新たなセルフホスティング機能を備えており、顧客は自社のソブリン(主権)体制に関する要件に応じて、AIワークロードのオーケストレーションに対応できます。

OutSystemsのCEOであるWoodson Martinは、次のように述べています。「この高度に分断され、ダイナミックに変化するAI市場において、企業のリーダーはレバレッジとコントロールの必要性を認識し始めています。こうしたレバレッジを維持し、利益率を確保するには、自社独自のビジネスロジックとデータを、特定のAIプロバイダーから切り離す必要があります。OutSystems Agentic Systems Platformは、オープンかつ中立なプラットフォームを通じ、自由な選択肢とコントロールを保証します。お客様はデジタル主権、パフォーマンス、コストを最適化しながら、自社のコア業務を毎回再構築することなく、あらゆる最新のモデルとツールを活用できます。この大きな変革の時代において、私たちは企業のCEOとCFOが、自社の未来をコントロールし続けられるよう支援します」

ONE Conferenceでは、オランダ赤十字社、Butler Plus、AllianceCorp Manufacturing(ACM)などの顧客が、それぞれのエージェント業務における革新的な成果を紹介しました。

Butler PlusのCEOであるMike Schmitt氏は、次のように述べています。「エージェント型エンタープライズのオーケストレーション能力は、当社の業務を変革させるものです。当社は今、AIを個別のタスクに限定して活用するだけでなく、ガバナンスの利いたエージェントを導入することで、厳格なコンプライアンスを維持しながら、ミッションクリティカルなプロセスを処理するようになっています」

「ONE Conference 2026」で画期的な製品を発表

以下に紹介するイノベーションは、OutSystems Agentic Systems Platformを基盤とし、「Agentic Systems Engineering」、「Agentic Enterprise Orchestration」、「Agentic Industry Solutions」という3つの領域で企業の技術スタックを将来にわたって活用可能なものへと進化させます。

Agentic Systems Engineering:OutSystemsは本日、Agentic Systems Engineeringの各種機能を拡大しました。これは、AWSのエージェント型開発環境であるKiroとのネイティブ統合により、OutSystemsプラットフォーム上でエージェントとアプリケーションの構築、管理、ガバナンスを行うAgent Experience開発サービスを通じて提供されるものです。このほか、AWS Transformによるレガシーモダナイゼーションサービスの提供も開始しました。これは、COBOLやLotus Notesなどの技術に基づくレガシーシステムを、高性能なエージェント型システムへと移行する自動化のパイプラインを提供するものです。Kiroの開発サービスとレガシーモダナイゼーションサービスは、本日より一部顧客向けにプレビュー版の提供を開始しており、AWS Transformの統合機能拡張は第3四半期中に提供する予定です。

Agentic Enterprise Orchestration:OutSystemsは本日、Enterprise Context Graphを活用し、Amazon Bedrockを活用したAgentic Enterprise Orchestrationを発表しました。これは次世代のAgent Workbenchであり、組織はAIエージェントのアジャイルなワークフォースの設計、オーケストレーション、ガバナンスに対応できます。本日提供を開始したAgentic Enterprise Orchestrationは、高度なエージェント評価、精密なガードレール、統合型のセマンティック検索、より充実したAmazon Bedrockのサポートを企業向けに提供します。また、OutSystemsの動的な運用上のコンテキストレイヤーと、Amazonの包括的なモデル管理ツールを組み合わせることで、企業はコスト効果とパフォーマンスの両面で最も優れたモデルを利用できるようになります。既存ユーザーは本日より、Agent Workbenchを通じてこれらの機能を活用できます。

Agentic Industry Solutions:OutSystemsは本日、今後展開されるAgentic Industry Solutionsファミリーの第一弾として、初の包括的なローン審査向けバンキングソリューションを発表しました。これらのソリューションは、最先端のエージェント技術の導入を効率化することで、AIの導入リスクを低減すると同時に、価値実現までの期間を大幅に短縮します。また、Amazon Bedrockを活用することで、Agentic Industry Solutionsは、金融や法務、文書処理といった特定の業界や用途向けに学習されたドメイン固有モデルのライブラリを活用でき、大規模運用時においても、パフォーマンスとコストの最適化を実現します。開発者の皆様は、本日よりOutSystems Banking and Financial Services Agent Kitの利用を開始できます。初の包括的なバンキングソリューションの提供開始は、第3四半期初めを予定しています。

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