OutSystems、高性能ローコードプラットフォームを拡張し、新たなクラウドネイティブ開発ソリューションを提供

ボストン -  2022年11月15日

高性能アプリケーション開発のグローバルリーダーであるOutSystems(本社:ポルトガルリスボン、CEO:Paulo Rosado)は本日、開催中のソフトウェアイノベーションカンファレンス「NextStep 2022」において「OutSystems Developer Cloud(ODC)」を発表しました。このODC(旧コード名「Project Neo」)は、クラウドネイティブアプリケーション開発向けの新たな高性能ローコードソリューションです。ローコード開発の新機軸として新たな可能性を開くもので、戦略的かつミッションクリティカルなアプリケーションの構築に求められるエンタープライズレベルの機能を提供します。

ODCは、OutSystemsの高性能ローコードプラットフォームにおける最新のソリューションです。Kubernetes、Linuxコンテナ、マイクロサービス、AWSネイティブクラウドサービスをベースとする最先端アーキテクチャと、DORA(DevOps Research and Assessment)の「ハイパフォーマー」レベルのCI/CD、エンタープライズレベルのセキュリティ、そしてモデルベースのビジュアル開発による圧倒的な生産性を兼ね備えています。この統合型の開発システムにより、ミッションクリティカルなソフトウェアの構築を含む、ソフトウェア開発の幅広いニーズに対応することが可能になります。OutSystems 11(O11)、OutSystems 11 Cloud(O11 Cloud)、ODCで構成されOutSystemsプラットフォームは、本格的なアプリケーションの構築や生産性の飛躍的な向上に加え、ビジネスの成長、拡大、競争力維持のための継続的なイノベーションサイクルの実現に重点を置き、ITリーダーと開発者の開発目標や技術要件に応じたソリューションを提供します。

OutSystemsのローコードプラットフォームは、世界中の企業から長年にわたり高い評価を得ています。ODCは、クラウドネイティブアプリケーション開発におけるITチームのコラボレーション、実験、実行を推進するほか、スピードが求められるプロジェクトにも、アプリケーションのユーザー数が数億人規模にまで拡大する長期的なプロジェクトにも対応できるのが特長です。

OutSystemsのチーフプロダクトオフィサーであるGonçalo Gaiolasは、次のように述べています。「OutSystems Developer Cloudは、既存のお客様にはなじみのあるものですが、従来のローコード製品を使用している方や、従来の開発手法に慣れ親しんだ方にとっては、驚きの体験となるでしょう。Kubernetes、クラウドネイティブ、マイクロサービスといったテクノロジーは、習得に苦労されるお客様が多いようです。一般的なアプリケーションプラットフォームの導入には数か月から数年の期間と数百万ドルものコストを要しますが、導入に至るまで開発者はアプリケーションを1つも構築することができないのです。ODCであれば、煩雑な作業はすべてOutSystems側で処理されるため、ユーザーは最先端のテクノロジーを活用して、導入初日からアプリケーションの開発を始められます」

OutSystems Developer Cloudについて

ODCの初期ユーザーの1社であるiQualityでマネージングパートナーを務めるPatrick Joosten氏は、次のように述べています。「O11と生産性の高さとODCの最先端のクラウドネイティブアーキテクチャを組み合わせた新しいプラットフォームを活用できることを大変うれしく思います。当社はクラウドネイティブの技術的なハードルを強く認識しており、クラウドネイティブでも生産性のメリットを享受できるOutSystemsのローコードアプローチは、ゲームチェンジャーになると考えています」

最先端のアーキテクチャを採用したODCは、顧客向けポータルや社内の業務アプリケーション、基幹業務システムなど、あらゆるクラウドネイティブアプリケーション開発において以下のような幅広いメリットをもたらします。

  • 世界基準のエクスペリエンス:デザイン性が高く一貫性のあるUIを採用しているため、世界基準の卓越したオムニチャネルエクスペリエンスを迅速かつ効率的に構築できます。
  • クラウドネイティブアーキテクチャ: 最先端のクラウドネイティブアーキテクチャにより、膨大なユーザー数、トランザクション量、データ要件に対応します。
  • エンタープライズレベルのセキュリティ:「セキュア・バイ・デザイン」のアプローチを採用し、設計時から実行時までアプリケーションの安全性を確保します。
  • 開発者の生産性向上:高度なビジュアルプログラミングとAI拡張型開発(AI Code Mentor)を活用した革新的なアプリケーションにより、開発者の生産性を劇的に向上させます。
  • ハイパフォーマーDevOps:高度なAIとソフトウェア開発ライフサイクル全体にわたる自動化により、CI/CDプラクティスにおいてDORAの定義する「ハイパフォーマー」ステータスをユーザーが達成できるよう支援します。

OutSystemsは、「NextStep 2022」でOutSystemsプラットフォームにおけるAIの進化についても発表しました。OutSystems公式サイトからOutSystemsの無償トライアル版を入手すると、これらの機能を直接体験することができます。

「NextStep 2022」でOutSystemsプラットフォームを紹介

OutSystemsは、11月15日~17日にオンライン開催される「NextStep 2022」で、さらに強化されたOutSystemsプラットフォームを発表します。また、お客様やパートナーを迎え、世界中の企業で活用されている高性能ローコードの導入事例をご紹介します。イベントはライブまたはオンデマンドでご覧いただけます。

国内配信日 - 2022年11月16日

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