Product Releases
and Updates

AIモデルを取り巻く状況は目まぐるしく変わり続けており、連携やガバナンス、運用オーバーヘッドの増加といった課題が生じ、拡張性の高いAIのデプロイや、セキュリティ/コンプライアンス標準の遵守に支障をきたしています。この問題に正面から向き合うべく、OutSystemsはOutSystems Developer CloudのネイティブAIモデル管理に改良を加えました。
このたび、主要AIモデルベンダーのサポートを拡大し、Databricks、Mistral、Gemini、OpenAI、さらには既存の独自カスタムモデルも対象となりました。これにより、ビルトイン監視、ガードレール、ステージ固有の構成が設定されたAIモデルをシームレスに接続、統制、再利用して、いつでも最新の機能を使うことができます。今回のネイティブサポート拡大によって開発ライフサイクルのあらゆるステージが簡素化されることで、迅速なイノベーションとアプリケーションポートフォリオ全体へのAI拡張が可能になり、AIの最前線に立てるようになります。
Amazonとの提携により、OutSystems Developer Cloud(ODC)にClaude 3.7 SonnetとAmazon Novaという2つの強力なAIモデルが直接組み込まれました。これで、最新鋭の大規模言語モデル(LLM)を使用して探索、テスト、開発を行えるようになります。
これらのモデルは、AIエージェントやアプリケーションでより優れた推論、リッチな応答性、迅速なパフォーマンスを実現します。トライアルリクエストを無償で1,000回行えるため、インテリジェントアシスタントから意思決定の自動化まで、自社のユースケースに各モデルがどう適合するかをじっくりと評価することができます。
この連携により、自信を持ってプロトタイプ作成、モデルパフォーマンスのベンチマークテスト、エージェントの動作の微調整を行えるようになります。
ODC Portal、ODC Studio、APIのアクションを包括的に時系列で記録するODC Audit Trailがリリースされました。直感的なインターフェイスで特定のイベントを簡単に検索したり、詳しい分析や長期的な保存のために詳細なログをCSV形式でエクスポートしたりすることができます。
Audit Trailは次のような大きなメリットをもたらします。
- コンプライアンス: 規制基準や社内ポリシーを満たす検証可能なドキュメント形式のエビデンスを提供します。
- トラブルシューティング: 誰がいつどこで変更を行ったかを特定し、運用上の問題の解決を支援します。
- インシデント対応: イベントの再現、プラットフォームアクティビティの追跡、運用ガバナンスの保持に欠かせない機能です。
OutSystems Mentorは、連携機能とデータ視覚化オプションの強化により、ローコード開発を進化させ続けています。今回のリリースでは、Mentorで生成したアプリがData Fabricのエンティティやテナントのあらゆるアプリケーションのエンティティに直接データを書き込めるようになりました。これで、エンタープライズ対応のコネクテッドソリューションを構築しやすくなります。
さらに、より直感的でスケーラブルなユーザーエクスペリエンスを実現できるよう、データ量が多いシナリオや少ないシナリオに対応した2つの画面テンプレートを導入しました。
新機能:
Mentor App Generatorの改良点:
- エンタープライズ連携機能の拡張: Mentorで生成したアプリケーションが、Salesforce、SQLデータベース、SAPといった外部システムや、テナント内のパブリックエンティティにデータを直接書き込めるようになりました。こうした接続だけでなく、組織の既存アプリケーションポートフォリオとの連携も可能になります。これにより、ソリューションの断片化やデータの重複を防ぎ、再利用性、アーキテクチャの一貫性、長期的な価値を実現します。
- UIの多様化 - データ視覚化の改良: 複雑なデータシナリオと軽量データシナリオに適した新しい画面テンプレートを2つ追加しました。
- サイドバーとタブを備えた詳細画面: 複数のリレーションと多くのアトリビュートを持つエンティティで自動生成されます。このレイアウトが加わったことで、複雑なデータモデルのナビゲーションや整理が向上します。
- ポップアップ: アトリビュートの少ないエンティティを手軽に編集できるよう設計された軽量インターフェイスです。シンプルで焦点の絞られたインタラクションに最適です。
- AI支援のUIパーソナライゼーション: MentorがアプリのFont Awesomeアイコンとヘッダー色を自動でサジェストするようになりました。洗練されたデフォルト設定でデザインエクスペリエンスが向上するほか、AIによりテーマプロパティの幅が広がります。
ODC App Analytics Streamを使用すると、アプリケーションログ、トレース、メトリックなどの観測データを、サードパーティのアプリケーションパフォーマンス監視ツール(DynatraceやNew Reliecなど)やクラウドストレージ(AWS S3など)にOpenTelemetry形式で直接自動的に送信できます。
エンタープライズとしての監視ニーズやコンプライアンス義務がある場合、今回のアップデートは運用面でのリスク低減とプラットフォーム全体での監視の一元化に大きく役立ちます。
組織ロールを完全に管理するうえで役立つ、新しいAPI一式をODCに導入しました。このAPIを使用すると、プログラムでロールの作成、検索、更新、削除、ユーザーへの割り当てや割り当て解除を行ったり、特定のユーザーに関連付けられているロールすべてを一覧表示したりすることができます。
さらに、このAPIによってきめ細かいアクセス管理を可能にする権限に対する詳細なインサイトを提供することで、これまで以上に正確で効率的なアクセス管理を実現します。
このたび、クラウドネイティブのODCプラットフォームでのセキュアなアプリケーション開発方法に習熟した開発者の認定資格としてODC Security Specialization資格を新たに導入しました。また、既存のSecurity Speciali試験を改訂してO11とODC間で互換性を持たせました。試験に向けて習得すべき主要な概念やプラクティスを扱った新規オンライントレーニングコースも併せてリリースされています。この変更により、両方のプラットフォームでのセキュリティスキルを1つのSpecialistバッジで証明できるようになりました。
さらに、ODC Developer Specialistバッジを5つすべてお持ちの方は、追加で試験を受けることなくODC Expert Developer認定資格を取得できるようになりました。
さらなる資格の取得に向け、最新のOutSystems認定資格をぜひご活用ください。
ODCで、メールアドレスとパスワードを使用した従来の認証に加え、従業員IDや電話番号、社会保障番号、VAT番号などのカスタム識別子を使用した外部IDプロバイダ(IdP)ログインを利用できるようになりました。
今回のアップデートにより柔軟性が向上するため、認証プロセスを業界の要件や組織のID・アクセス管理戦略に合わせやすくなります。また、セキュリティや全体的なユーザーエクスペリエンスも向上します。










