複雑なアプリケーションや大規模なアプリケーションの構築
目次
OutSystemsは大規模なアプリケーション開発をサポートするアーキテクチャで構築されており、アプリケーションライフサイクルを通じて完全に統合されています。
OutSystemsを使用することで、コアビジネスや何百万人もの利用者に対応可能なアプリケーションを支える堅牢なアーキテクチャを構築することができます。お客様の任意のミドルウェアスタック上で動作し、小さなアプリケーションから大規模なエンタープライズレベルの実装まで、あらゆる規模に対応しています。 ガバナンスもこの一部です。
OutSystemsの多くのお客様は、複雑なポータルやシステムをOutSystemsで構築しています。Forresterは、拡張性の高いアーキテクチャの開発には、OutSystemsが最適な製品であると認めています。
アプリケーションアーキテクチャのガイドライン
OutSystemsには、アーキテクチャのベストプラクティスが備わっています。そのため、オーケストレーション、エンドユーザーフロントエンド、コアビジネス、ライブラリモジュールなど、様々なアプリケーションモジュールを複数のレイヤーにどう配置すればよいかを特定することができます。これにより開発の生産性が向上し、安定した、長期にわたり進化し続ける、常に最新のアプリケーションを実現することができます。
複雑さが中程度のアプリケーションの標準的なアーキテクチャの例を以下に示します。
大規模アプリケーションポートフォリオのガバナンス
スケールとは、利用者数やアプリケーションの複雑さのみを指す言葉ではありません。開発チームの数、ツールの表現力、多数のアプリケーションポートフォリオの管理のサポートも関係してきます。
OutSystemsは長い間、ガバナンスルールの細部にわたる構成をサポートしてきました。開発者数やアプリケーション数の増加に合わせて、複雑なポリシーを定義したり、ID連携したアプリケーション開発チームモデルを実装したりできます。
OutSystemsのお客様の成功事例
OutSystemsのお客様の多くは、OutSystemsを巧みに使用して、大規模なシステムへの接続や実行を伴う、複雑で大規模なアプリケーションの構築に成功しています。以下に2つの成功事例をご紹介します。
顧客およびワークフロー管理ポータル
Charles River Labsは、医薬品研究の管理用に自動化されたワークフロープラットフォームを開発し、自社研究室と顧客企業をつなぎました。ソリューション全体がOutSystemsで構築されており、以下の図に示すように、複数のシステムと接続しています。
エンドツーエンドの保険連携プラットフォーム
Liberty Connectは、この保険会社の全部門および外部パートナーがリアルタイムで情報を共有できる、完成度の高いコラボレーションプラットフォームです。OutSystemsで開発したLiberty Connectのおかげで、Libertyは顧客中心のサービスを提供し続けながらも業務を健全に維持することができています。
大規模な保険請求処理ソリューションのSAP連携
Van Ameydeは、OutSystemsを使用して、ECHO(European Claims Handling Optimization)システムを構築、デプロイしました。今では、各顧客の契約内容および各国ごとの要件に合わせてカスタマイズした保険請求処理を行えるようになっています。同システムにより、開始から終了までの処理の流れの標準化、保険請求処理情報の一括管理、バックエンドでのSAPとの密な連携、700人を超える欧州の従業員向けの使いやすいフロントエンドインターフェイスの提供が実現しました。