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ODC Portalで新たにSimulatorモバイルビルドタイプをご利用いただけるようになりました。iOSの証明書やプロビジョニングプロファイルなしで.appバンドルを直接生成できるため、実装から検証までスムーズに進めることができます。
今回のアップデートにより、Apple Developer設定を排除することでワークフローを簡素化し、数分で作成可能なビルドでイテレーションを加速させ、本番稼働やApp Storeへの提出を行う前にXcodeシミュレータでUIやロジックの迅速な検証を可能にすることで、初期段階でのストレスがなくなります。
このビルドタイプが管理上のオーバーヘッドを排除するため、チームはセットアップや構成などの管理ではなく機能の開発に集中できるようになります。
モダンなデザインの選択肢を増やし、手動での対応の必要性を減らすため、アイコンのエコシステムをさらに拡大しました。OutSystemsがPhosphor 2.0のネイティブサポートを開始したことで、多彩なビジュアル言語が新たに使用可能になります。これにより、エンタープライズのデザイン標準に適合しつつ、ユーザーエクスペリエンスの向上が見込めます。
このたび、ODCとO11 Studioの1-Click Publishエクスペリエンスを大幅に改良しました。開発者やテックリードが、パブリッシュ時に直接コメントで説明を追加して、アプリやモジュールごとのバージョンに欠かせないコンテキストを追加できるようにしています。
このアップデートにより、バージョン履歴を利用してアプリケーションの進化を包括的に記録することができます。コメントがあることで、修正を追跡する際に推測をする必要がなくなり、チームのコラボレーションが強化され、各変更についての明確な監査証跡が確保されます。
主な特長:
- OutSystems Developer Cloud(ODC): Studio > App > View Revisionsからコメントにアクセスすると、開発のタイムラインをすばやく確認できます。
- ODC Portal(近日アップデート予定): この履歴記録をODC Portalにも導入し、プラットフォーム管理者がリビジョンコメントについて開発者と同じレベルの可視性を得られるよう、現在、作業を進めています。
- OutSystems 11(O11): Service CenterとService Studioのどちらでも過去のレコードを随時確認できるため、インフラ全体での一貫したガバナンスが実現します。
各パブリッシュの「背景」となる情報を詳しく残しておくことで、チームとしての整合性を確保したり、トラブルシューティングやロールバックの際に履歴を最大限活用したりすることが可能になります。
このたび、ODCにおいてユーザーセッションの期間とアイドルタイムアウトを環境レベルで個別にカスタマイズできるようになりました。これにより、社内のセキュリティ標準や業界のコンプライアンス要件にアクセスポリシーを適合させやすくなります。
柔軟性が高くなったことで、セキュリティリスクが減り、ポリシーの適用が簡素化され、複数環境のユーザーセッションを構成する際に手動でのサポートに頼る必要がなくなります。
O11とODC間でロジックの相互運用性を実現
このたび、新たなマイルストーンとしてロジックの相互運用性をリリースしました。これに伴い、ビジネスルールやワークフローといったOutSystems 11の既存ビジネスロジックを、直接ODCアプリから呼び出せるようになりました。コードの書き直しも重複も発生しません。また、ODC Application Object(AO)カウントへの影響もありません。
このアップデートによって技術的・商業的な障壁がなくなることで、信頼のおけるO11ロジックを新しいODCアプリで使用したり、ODCのAIエージェントをO11で呼び出したりすることが可能になります。
変更点:
- AOへの影響なし: O11のロジックをODCで、またはODCのロジックをO11で再利用する場合、設計上、AOに影響を及ぼしません。これらのアクションはODCのApplication Object(AO)数にはカウントされないため、現在の投資が保護されます。
- シンプルな構成: Service StudioとODC Studioで「相互運用性の意図」を直接定義します。REST APIプロパティのトグルを切り替えると、接続が有効になります。
- 開発の高速化: 新しい環境で複雑な監査ロジックを書き直す必要がなくなるため、クラウドネイティブアプリのリリースサイクルが大幅に短縮されます。
この機能を活用することで、ODCの新たなAI主導イノベーションの恩恵を受けつつも、O11をビジネスのコアとして保持し続けることができます。
ODC Data Fabric Connector for O11の機能が拡張されました。初回のSQL Server向けリリースに続き、O11 Oracleベースのインフラで読み取り/書き込みがサポートされるようになっています。このリリースに伴い、Oracleをご利用中のユーザーは手動でのデータ同期に煩わされることなくODCでのイノベーションに取り組めるようになります。
ODCアプリケーションからO11 Oracleデータベースへの直接書き込みが可能になることで以下のようなメリットが得られます。
- 既存アプリを拡張: 既存のOracleシステムオブレコードとリアルタイムでやりとりできるODCベースのAIエージェントやB2Cポータルを構築できます。
- 価値実現までの期間を短縮: 複雑なREST APIを開発することなく、信頼のおけるビジネスデータを再利用できます。
- ソースデータを一元的に確保: ODCのクラウドネイティブ拡張を活用しつつ、コアビジネスエンティティ(顧客データや注文データなど)はO11 Oracleデータベースに格納できます。
このたび、ODCのアップデートにより、開発ニーズに合わせてインフラを拡大できるようになりました。「非本番環境は3ステージまで」という従来の制限をなくしたことで、組織独自のSDLCをサポートするために必要となるステージを柔軟に追加できるようになっています。連携、QA、ユーザー受け入れテスト、ステージングなどのプロセスに対して専用の環境が必要になった場合、拡張により最先端のエンタープライズが求める高速デリバリーパイプラインに対応できます。
デリバリーパイプライン内の複数ステージへのアセットのデプロイについては、こちらから詳細をご覧ください。
このたび、ODCで次世代のMentorが一般提供を開始しました。Mentorはエージェントファーストの開発に適しており、OutSystemsモデルであるOutSystems Enterprise Context Graphをベースに、AIが持つスピードと性能にビジュアル開発の精度を融合させて提供します。これを使用することで、開発者がエージェント型システムエンジニアの役割を果たせるようになり、チームが作業を迅速に進められるようになります。また、セキュリティ、アーキテクチャ、運用面で変更を常にエンタープライズ標準に沿ったものにすることができます。
Mentor App Generatorの新機能
Mentor App Generatorのユーザーエクスペリエンスも大幅にアップグレードされました。新たに追加された対話型のアプリ生成エクスペリエンスを使用すると、Mentorと自然言語でやりとりしながらアプリを作成できます。一般的な表現で何を作成したいかを伝えると、Mentorが質問をしながら要件を明確にし、データモデル、ロジック、ユーザーインターフェイスを反復的に構築していきます。
IDEにおけるMentor
今回のリリースにより、Mentorを直接ODC Studioで活用できるようになりました。これにより、既存のアプリケーションを自然言語で修正できるため、ビジュアルツリーを使用して要素を1つずつ手動で構成する必要がなくなります。Mentorパネルを開いて、「Ticketエンティティにコメント機能を追加してください」や「注文のメトリックを確認できるダッシュボード画面を作成してください」といった目標を記述します。 すると、Mentorが現在のアプリケーションモデルを分析し、実装計画を提案して、承認後に変更を適用します。既存のパターン、アーキテクチャ、連携を維持しつつ、サーバーアクション、画面、エンティティ、ロジックに変更が反映されます。
相乗効果
Mentor App GeneratorとIDEのMentorは、1つの開発スレッドとして動作するよう設計されています。つまり、Portalで作成したアプリを対話形式で改良してから、ODC Studioで開いてIDEのMentorでさらに手を加えられることが可能です。アプリケーションモデルは両者で共通しており、セキュリティ、アーキテクチャ、コード品質に関するOutSystems標準に準拠しています。どちらで作成したアプリも標準的なODCアプリケーションであり、特段の処理は求められません。
重要性
AI開発ツールの多くは、ワークフローの断片化を招きます。Mentorは、チームがすでにソフトウェアの開発、管理、実行を行っている環境で、ビルトインの可観測性、セキュリティ、トレーサビリティを備えた統合開発エクスペリエンスに、エージェントのスピードをもたらします。その結果、デリバリーの高速化や引き継ぎポイントの削減を実現するだけでなく、AI駆動の変更がそのまま本番に対応できるという自信が得られるようになります。
このたび、ODC用のAgent2Agent(A2A)コネクタがリリースされました。A2Aプロトコルは、ODCエージェントがODCではない外部のAIエージェントをプログラムで特定してやりとりすることを可能にする、標準的な通信レイヤーです。ユニバーサルなJSON形式のAgent Cardによるハンドシェイクをサポートしているため、SAPやSalesforceボットといった専門ツールのスキルをエージェントが自動的に認識できます。これにより手動で連携する手間がなくなり、異種AIプラットフォーム間で複雑なマルチターンの会話を行うことが可能になります。ODCがAIエコシステム全体を接続し、外部の専門AIツールにシームレスにタスクを委任できるため、リアルタイムでの旅行再予約や、グローバルシステムでのインテリジェントな請求処理の自動化などに効果を発揮します。
OutSystems Developer Cloudがアーキテクチャ面での大きなマイルストーンに到達しました。セルフホスティングデプロイです。これにより、ODCの自動プラットフォーム管理を引き続き活用しつつ、ミッションクリティカルなアプリ、データ、AIエージェントを、自社のプライベートクラウドやパブリッククラウド、オンプレミスのKubernetesインフラで実行できるようになりました。デプロイを柔軟に行えるようになったことで、データ所在地、セキュリティ、規制遵守に対する厳格な要件によりホスティング環境の徹底的な管理が求められているユーザーにとって重要な要件への対処が可能になります。
このセルフホスティングモデルは、複雑なネットワーク環境における本番へのパスを効率化することで、特にこれまでリモート接続がボトルネックとなっていた大量のオンプレミスワークロードなどにおいて開発者エクスペリエンスを大幅に向上させます。ODC Portalから直接シングルテナントランタイムをプロビジョニングできるようにし、アップデートにセキュアなプルメカニズムを使用することで、独自のインフラニーズに応じて妥協することなくAI開発の俊敏性を活用できます。









